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理事長所信

連帯
~変化を恐れず、率先して行動せよ~

第48代理事長 山城 裕路

 

はじめに

小金井青年会議所は、1974年3月21日に、初代理事長、関口弘治先輩をはじめとしたチャーターメンバーの先輩方の熱い想いによって全国で557番目の青年会議所として誕生しました。設立以来、48年の歴史の中で様々な困難を経験しながらも、明るい豊かな社会の実現のため、地域社会の発展のために運動を展開してまいりました。
変化の激しい時代において小金井青年会議所が存在しているのは、小金井市長西岡真一郎様をはじめとする行政関係者の皆様、小金井市内関係諸団体の皆様、賛助会員の皆様、そして磯野茂会長をはじめとする小金井青年会議所シニアクラブの諸先輩方のご協力の賜物であると深く感謝し、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
本年度の小金井青年会議所は、地域の皆様方とともに築いてきたネットワークを強化・拡大し、まちの課題解決、さらなる発展のためにリーダーシップを発揮してまいる所存です。

連帯

昨年、世界中で流行した新型コロナウイルス感染症は、市民生活や経済活動に大きな影響を与えました。感染が拡大する中で人と会うことは難しくなり、小金井青年会議所としてもこれまでの活動の仕方を変えることを余儀なくされました。計画していた多くの事業は中止となり、キッズ・カーニバルKOGANEIや小金井なかよし市民まつりイベント部門といった、市内の皆様とともに作り上げてきた事業も、感染症対策が十分に取れず、中止となりました。
しかし、そのような状況下にあっても、私たちは歩みを止めることなく、新たな活動の仕方を模索し、地域に貢献するための事業を実践してまいりました。地域の方々から食品を提供してもらい、経済的な困難を抱えている学生に配布した「小金井フードドライブ支援」、地域経済を盛り上げるため3密を避けSNSを駆使して市内の企業や商店をPRした市民参加型の「カモン!!こがねいキャンペーン」など、新たに生まれた課題の解決につながる取り組みを、迅速に実行してきました。
これらの事業は小金井青年会議所のみでなしえたことではありません。対面での活動が制限され、これまでのような活動が難しい中で新たな取り組みを計画した私たちを支援してくれたのは、小金井青年会議所とともに様々な事業をともに作り上げてきてくださった地域の皆様でした。
自宅にある食べ物の寄付、知り合いの学生への周知、SNSでの企業や商店のPRと拡散、事業に対しての沢山の協賛、そして何より未知の事業に取り組む私たちに、沢山の温かい声をかけていただき、アドバイスをくださり、支援を申し出てくださいました。
私自身、新しい取り組みを立案し、実行に携わる中で、地域の子育て支援団体の皆様、商工会の皆様、商店会の皆様をはじめ沢山の方から激励の言葉を頂き、地域に貢献していく気持ちを新たにすることができました。
長い時間をかけて共に事業を構築し、先輩方が構築してきたネットワークがあったからこそ、全く新しい取り組みにもご賛同いただき、短時間で事業を実施し、成功に導けたのだと思います。
2021年においても、状況が劇的に改善し、以前と同じような活動ができる状態に戻るということは考えられません。これまで当たり前にできていたことが、また元のようにできる未来は、すぐには来ないでしょう。
しかし、困難なときだからこそ知恵を絞り、試行錯誤を繰り返し、地域の皆様と連帯して課題に取り組むことで、新たな価値を見出すことができるのだと確信しています。歩みを止めることなく、変化を恐れず率先して行動し、小金井の人と人、行政と市民、地域団体同士の交流を活性化させ、その橋渡しをする存在となるべく、小金井青年会議所メンバーは一丸となってリーダーシップを発揮してまいります。

調査・研究をもとに、新しいまちの在り方を描く

青年会議所は明るい豊かな社会の実現のため、それぞれの地域における社会的な課題を解決するため、地域の課題の根本にある原因の調査・研究を礎として運動を展開してきました。小金井市は、市政施行60周年を経て、まちの在り方も大きく変わってきました。
長年課題となってきたゴミ問題は解決に向かう中、武蔵小金井シティクロスの開業、JR高架下の開発による新規施設のオープン、新市庁舎・福祉会館の設計・建設と竣工後の活用、感染症対策を行いながらの地域経済振興等、ここ数年でまちの様相は大きく変わり、これから必要とされるニーズも大きく変わってきています。そして、新型コロナウイルス感染症は、人と人とのつながりのあり方を変え、新たな連携の仕方が求められています。
小金井市に住む人々、小金井市で働く人々にとって今必要なこと、解決すべき問題は何か、これから想定される課題は何か、メンバー一人ひとりが自分のこととして捉え、客観的な根拠に基づいて課題を特定し解決していくことが何よりも重要です。
青年会議所が、運動の礎としてきた調査・研究をまず行っていくことに対して真摯になり、メンバー全員で小金井というまちの未来を考え、今求められている課題を抽出し、これからのまちづくりに貢献してまいります。

新しい日常に対応した子育て・教育環境を模索する

小金井市は教育水準が高く、一部の学校では先進的なデジタル教育が推進されています。しかし、オンラインへの対応、教育や子育てに関するICTへの対応は、家庭環境によっても変わってきます。周囲で感染者が発生した場合に、臨時休校の対応となる場合もあり、教育格差が拡がる可能性が懸念されます。
小金井市は、GIGAスクール構想についても推進しており、教育分野におけるICTへの取り組みはますます重要になってきています。本年度は地域の子育て、子育ちに関係する方々と連携して子育て・教育分野におけるICTの普及、推進状況に関して調査・研究します。新しい状況下での課題や今後必要とされる支援を明らかにするため、議論の土台形成を目指して取り組みを進めてまいります。
小金井市全体の人口は増加を続けていますが、子育て世帯や生産年齢人口にあたる世代の人々はわずかに減少しています。これらの世代の人々が安心して小金井に住み続けてもらうためにも、教育環境の充実化に貢献できるよう活動してまいります。

青年の経済ネットワークを構築・強化する

小金井市は、近隣自治体と比べると企業数や企業規模において下回っていると言われています。青年経済人の集まりである青年会議所としては、会としても、メンバーそれぞれにとっても地域の経済振興は重要な課題であり、地域をより良くするために必要な取り組みでもあります。
市内には、若手の経営者、創業者等で構成される商工会青年部、若手農業者で都市農業を盛り立てるJA東京むさし小金井地区青壮年部等、同年代の意欲溢れる青年がたくさんおり、小金井青年会議所とも交流をさせていただいています。
また、東京農工大学内のベンチャーポートや東小金井駅東側の高架下をはじめ、創業やビジネスを支援する施設も増えてきており、新たな地域経済の担い手が増えつつあります。一方で、これらの創業支援施設で開業した人々の市内への定着や、これらの施設、団体との連携はまだ始まったばかりです。
青年会議所だけでは、地域経済を盛り立てるのに限界がありますが、青年同士連帯し、ネットワークを強化し、まだつながっていない人と新たなつながりを作ることで、可能性を大きく広げることができます。新型コロナウイルス感染症の影響が残り、経済の立て直しが求められる中、率先して行動し時代に適応した新たな価値を創造していくことが、青年の務めだと考えます。小金井青年会議所が、地域経済を支える青年のハブのような存在となれるよう活動を展開してまいります。

会員拡大に向けて

2020年度は、活動が制限される中でも、感染症に配慮しオンラインツールも駆使しながら、多くのメンバーを迎え入れることができました。
全国的には、青年会議所は会員数の減少が続いています。小金井青年会議所においては、ここ数年会員数を維持しながら新たな仲間と共に活動を継続することができていますが、2022年度以降多くのメンバーが卒業していきます。会員数が減少すれば、実施できる事業規模も小さくなり、地域に貢献できる活動を続けることが難しくなります。
より多くの方々に小金井青年会議所の魅力を知ってもらえるようあらゆる機会、様々な媒体を通じて私たちの活動を発信し、メンバー一丸となって会員拡大に取り組んでまいります。

青年会議所の運動を、知ってもらう

どれほど素晴らしい活動を展開し、市民の皆様のニーズに応え、地域課題の解決につながる事業を行っても、多くの方にその取り組みを知っていただき、より多くの方に共感していただき、運動の輪を広げていかなければ、青年会議所運動が地域に与えるプラスの影響は限定的なものになってしまいます。
対面でのやり取りが制限されている現在は特に、既存の宣伝方法だけでは、青年会議所がどんな活動をしているのか、どのような思いで活動をしているのか、多くの方に知ってもらうのは難しくなっています。
昨年、「小金井フードドライブ支援」や、「カモン!!こがねいキャンペーン」を行う中で、SNSを活用し情報を発信することで、小金井青年会議所の存在や行っている活動を知らなかった方にも、必要な情報を届けることができました。そしてSNSを通じて多くの方と新たなつながりを作ることができました。
公式ホームページ、Facebook、Twitter、Instagramを中心として、小金井青年会議所の活動、メンバーの人となり、地域の情報等が媒体の特性に応じてより多くの方に届くよう発信してまいります。

おわりに

東京は未だ新型コロナウイルス感染症の影響下にあります。しかし、私たち小金井青年会議所は新たな状況に対して行動を起こし、これまで培ってきた地域の皆様とのネットワークを最大限に活用して、地域の課題解決につながる事業を実施しました。
今、社会は新たなつながりを模索している段階に入っています。あらゆる方法を駆使して新たな連帯の形を見出し地域の皆様と手を携え、その中心となってまちの発展に寄与することこそが、小金井青年会議所に求められていることであると考えます。
ひるむことなく、変化の時だからこそ私たち自身が率先して行動し、まちのためにリーダーシップを発揮していくことを誓います。そして、小金井青年会議所設立50周年の節目に向けて、一層の飛躍を目指し、運動を展開してまいります。2021年度の小金井青年会議所にご期待いただき、第48代理事長所信とさせていただきます。

 

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